登場人物紹介

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  ノール

  12歳ですべての「職業（クラス）」において才能がないといわれ、山に籠って唯一のスキル「パリイ」の鍛錬を繰り返す。最低ランクの冒険者だが、実はとんでもない能力の持ち主。ただ自分だけがそれに気づいていない。

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  リンネブルグ・クレイス（リーン）

  14歳。あらゆる能力に秀でたクレイス王国の第一王女。反対勢力から命を狙われ、危ういところをノールに助けられる。以来ノールを「先生」と呼んで慕う。

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  イネス・ハーネス

  クレイス王国の騎士。幼少の頃より特殊な防御能力を持ち、それを活かして現在ではリーンの守護役を務める。21歳。

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  ロロ

  魔族の少年。生い立ちなどは不明。魔族は他の部族などから弾圧の対象であり、かなり不幸な幼少期を送っている。

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  レイン・クレイス

  クレイス王国の第一王子。リーンの兄。20歳。沈着冷静な性格で、王の補佐役として王国のかじ取りを担う。目的のためには手段を択ばないところがある。

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  冒険者アスティラ

  冒険者パーティ「賢者の盃」のメンバーの一人。長年、神聖ミスラ教国の地下深くに囚われていたが、ノールによって解放される。

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  ティレンス皇子

  アスティラの息子。驕慢な性格で、リーンとの婚約を主張する。