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前編はコチラ!
☆山田まる先生
南国からきた、まるまるっとした生き物。
小説を書きます。
『おっさんがびじょ。』1~3巻、好評発売中です。
☆道草家守先生
小さな頃から本が大好きで、WEB小説も大好き。
最初は読もうと思って小説家になろうに登録。
『ドラゴンさんは友達が欲しい!』で小説家デビューです。
【前半から続きです】
まる先生
「誰かに見せるつもりで書いたわけじゃ無かったんですけどね。ノートの端の落書きだったんです」
編集I
「それが偶然先生の目にとまって、というのは凄いと思います」
家守先生
「あとがきに書かれてた事とか、色んなことが有ったんですね」
まる先生
「はい。色んなことがありつつ小説家になろうに自分の好きな物語を書いていたら、小説家になろうの運営さん経由で編集Iさんから連絡があって、、、最初、出版詐欺だろうと思いました(笑)」
編集I
「えと???」
まる先生
「家守先生も、詐欺だと思いませんでした?」
家守先生
「思いました(笑)」
まる先生
「ですよね!」
家守先生
「(出版詐欺を)疑わない方が無理だと思います(笑)」
まる先生
「やっぱり…… すごく疑われし編集Iさんという(笑)。家守先生以外の作家さんの時はどうだったんですか?」
編集I
「(苦笑しつつ)確かに、出版詐欺を疑われることも多いですね。
実は、半分くらいの確率で疑われます。
特にレーベル立ち上げ前は、まだどこにも無いレーベルからの書籍化のご相談だったので」
まる先生
「私、絶対に出版詐欺だと思ってました」
家守先生
「私も「自費出版ですか?」と聞いちゃいました」
まる先生
「母親に「(会うときは)一人で会うと危ないから弟に一緒に会ってもらえ」とまで言われました」
家守先生
「私は、母に一緒に会ってもらいました」
まる先生
「家守先生も親族同伴だったんですね。私だけじゃなくて良かった(笑)」
家守先生
「同じだったんですね。そういうの私だけかと思っていたので、ほっとしました」
編集I
「まる先生に書籍化をお声がけさせていただいた時は、レーベル立ち上げの発表すらしてなかったですから、無理もないですね」
家守先生
「私の場合は、レーベルがスタートして数ヶ月たっていたのでネットとかでも確認しました」
編集I
「警戒心が強いのは良いことです!」
まる先生
「私の場合は、最初、メールが送られてきて、ビックリしちゃって。
勤めていた会社のビルの外に出てぐるぐる回りながら、すぐに母親や友達に相談したんです(笑)
そうしたら、友達の友達がアース・スターのことを知っていて「アース・スター、ちゃんとした会社で大丈夫だから」と言ってもらえたので、それなら会ってみようかな、と」
家守先生
「ちゃんと実在してる会社だから、という事ですか?」
まる先生
「はい。実在してる出版社だから、と(笑)。そして弟とスケジュールを相談して、一緒に会って貰いました」
編集I
「まる先生と弟さんがいらっしゃって、貴重な経験でした(笑)
これも当然なんですが、皆さん初めはアマチュアなんですよね。
そこから様々な形でプロデビューされるので」
家守先生
「あっ そうか。プロなんですね」
まる先生
「でも、自分で作家と名乗るのはハードル高くて無理ですね。畏れ多いというか」
家守先生
「その気持ち、すごく分かります。小説家になろうの続きみたいな気分ですから」
編集I
「多くの先生方とお話しさせて頂いて、少しずつ分かってきました。
その意味では、小説家になろうさんってすごく良い空間だと思います。
実は10年くらい前に某出版社で小説の編集をしてた時に「小説家になろうさんって面白い場だな」と感じた事があって、その時の思いがレーベルの立ち上げに繋がっていますね」
まる先生
「ずいぶん前だったんですね」
編集I
「当時、その出版社の社内でも相談したのですが時期が早すぎたみたいですね。
まだ新人賞からのデビューが主流で、アマチュア作家さんの書いた作品がwebから書籍になるのは珍しい時代だったので」
まる先生
「それが今では」
編集I
「今では、ずいぶん変わりましたね。
また、書籍化をご相談してると、お話ししている中で人物の魅力がより前面に出していただけたりして編集として作品のお手伝いをしていても面白いです。
道草先生の『ドラゴンさん』のように、登場人物が増えたりもしますし」
家守先生
「書籍化ですごく増えて、自分でも驚きました」
(道草先生の『ドラゴンさんは友達が欲しい!』は、web版の11万文字弱から19万文字くらいに増えて、登場人物もかなり増えています)
編集I
「イラストレーターさんとのコラボレーションというのも大きいですね。
白味噌さん、女の子をすごく可愛く書かれる方なのですが実は男性もすごく魅力的に描いてくださったので」
家守先生
「はい。(白味噌さんの描いてくれた)おじさんがカッコ良いです♪」
まる先生
「え? おじさんなんて居ましたか? ドラゴンさんと男の子と親友のお話だったような記憶があって」
(まる先生もweb版の『ドラゴンさんは友達が欲しい!』を読まれていました)
家守先生
「はい。そこから、登場人物も倍くらいに増えています」
まる先生
「さきほど書籍化で8万文字も増えたとお聞きして驚いてたんですが、そういう事だったんですね」
家守先生
「そんなに増えていたと聞いて、自分でもビックリしました」
まる先生
「『ドラゴンさんは友達が欲しい!』も分厚いですよね。何ページになったんですか?」
編集I
「408ページになりました。うちのレーベルでは、今までで一番厚い本です」
まる先生
「すごいですね! 比べると『おっさんがびじょ。』の方が薄いですよ」
編集I
「まる先生、『おっさんがびじょ。』第3巻も360ページ超えてます」
まる先生
「この前、ツイッターで他の作家さんが「今回、分厚くなっちゃった。300ページ超えてる」とか書かれていて、そっと耳をふさぐという」
家守先生
「『おっさんがびじょ。』は、ずっと300ページ超えてますよね。本好きとしては読み応えがあって有難うございます、という(笑)」
編集I
「うちのレーベルは密度が高い紙なので、それほど分厚くはならないんですけどね。
他のレーベルさんとページ数を比べると、多かったりもします。
でも、道草家守先生の『ドラゴンさんは友達が欲しい!』も山田まる先生の『おっさんがびじょ。』も読みやすくて長さを感じさせないのは、さすがだと思います。
この間、イラストの藤田香先生とお話ししていたら、藤田先生も感心してらっしゃいました」
まる先生
「……(照れてらっしゃいました)。
でも、アース・スターの中で一番分厚いのって、どの作品なんですか?」
編集I
(そっと道草先生の『ドラゴンさんは友達が欲しい!』を指し示す)
家守先生
「え!? そうなんですか!?」
編集I
「はい、文字数でも一番多いです」
家守先生
「えと、書籍版で新たに登場したおじ様が大暴れしまして。
しかも、彼は中盤だけの登場だったはずが、後半にも出てきて「なんで!?」という(笑)
こうなりました」
編集I
「会社の同僚にビックリされました(笑)」
家守先生
「でも、新たに登場した人物とかも含め、イラストレーターの白味噌さんがすごく素敵に絵にしてくださいました。
小説家になろうの活動報告に人物の絵とかを載せたんですが、反響もあって」
まる先生
「感想とか、嬉しいですよね」
家守先生
「あの人物デザインの絵とかは宝物ですね。
パソコンの中にたくさん宝物がある、という感じになりました」
まる先生
「宝物フォルダ、出来ますよね」
家守先生
「出来ます!
それを活動報告に載せさせてもらって、読んだ方にも一緒に喜んでもらえるという。
嬉しかったです」
編集I
「ああいった部分も、小説家になろうさんの良いところだと思います。
話は変わりますが、先生方、ツイッターとかもされてますね」
まる先生
「しています。
作家さん同士が意見交換とかもしていて、面白いですね」
家守先生
「ツイッターのアカウントは作ったんですが、私はあまり呟いてないですね。
もっぱら読んでるだけで。
こういう作品を書いています、とも言ってなかったかも」
まる先生
「もったいないですよ。ツイッターやりましょう。
すごく便利ですよ。道に迷ったときに教えてもらえたりしますので」
編集I
「なぜか新宿や秋葉原で道に迷ったまる先生に、蝉川先生が道を教えてくれるという」
(まる先生は10年以上の東京在住で、蝉川先生(『異世界居酒屋のぶ』とかの作家さん)は大阪在住です)
まる先生
「蝉川先生、いつ寝られてるんでしょうね。
でもツイッターは便利なので、良かったら」
家守先生
「やってみます」
(現在は、道草家守先生もツイッターで読んだ本のことや作品の更新を呟かれています)
まる先生
「ツイッター、楽しいですよ。
蝉川先生とか、知識がすごく多い方でどんな話題でもお返事がかえってくるという。
右先生とかも、楽しい作家さんが多いです」
(以下、海外ドラマのお話とか、手作りのトートバッグの話とか、日暮里の布問屋さんの話とか、和裁の話とか、まる先生のお父様の木工のお話とかが30分ほど続きました。
まる先生のお父様、1巻の秋良くんとかグリフォンを木彫で作られていてすごくお上手です。
さらに、まる先生が糸紡ぎと布を織るのに興味を示されたり、道草先生が「それで単衣の着物を作りましょう!」となったり。
皆さん、作ることが本当にお好きです。
またレース編みをされつつ作品の構想を練られたり、和裁をされたり散歩されたりしながら登場人物が動き出すのを待たれるそうです)
まる先生
「日中はゆっくりしていてエネルギー溜めて、夜に本気出して執筆するときが多いですね。
物語の流れが決まっているときは、夜の方がテンションが上がって勢いが出たりします。
あと、どうしても集中できないときはファミレスに行って書いてみたり」
家守先生
「私、それ夢なんです。ずっと家で書いてますので」
まる先生
「えっ そうなんですか?
やりましょう、ファミレス執筆。楽しいですよ!
ご飯も出ますし。
お家とちがって、ネットとかの誘惑も少ないので(笑)」
家守先生
「あはは、それ良いですね」
まる先生
「ぜひ混みすぎないファミレスを探しましょう!
おしゃれに、みんなでリア充を味わう会ということで○タバで集まって執筆会とかやりましょう!」
家守先生
「良いですね。ぜひやりましょう!」
編集I
「色んなところで書かれていますね。
お二方とも、執筆はノートパソコンですか?」
まる先生
「外ではノートパソコンで、家ではデスクトップですね」
家守先生
「私はノートパソコンです」
編集I
「書かれる内容的としては、どういったシーンを書いてるときが楽しいですか?」
家守先生
「お酒を飲んで、女子2人が大虎になったシーンが楽しかったです」
まる先生
「 えっ そんなシーンありましたっけ!?」
編集I
「あっ 『ドラゴンさんは友達が欲しい!』の巻末の書き下ろしですね。
あれは読んでいても楽しかったです」
まる先生
「なるほど。帰って楽しみに読みます♪」
家守先生
「私は、お酒ほとんど飲めないんですが(笑)
舞台関係の方って、打ち上げとかですごく飲まれるじゃないですか。
そのシーンをイメージしよう、と、そういった方々のお話をお聞きしながら想像をふくらませて執筆しました」
(家守先生は、舞台の衣装のお手伝いなどもされています)
まる先生
「それ、良いですね。
私は、お酒が弱くてタバコも吸わないんです。
なので、タバコを吸う友達に外国のタバコを目の前で吸ってもらって、その感想を聞いて執筆したり。
「アイラモルトが好き」という人物を書く時には、友達にお酒を持っていって「さぁ飲め」と言ったり(笑)」
家守先生
「すごい!
でも、楽しそうですね」
まる先生
「書いてる時って、アドレナリンが出ませんか?」
家守先生
「あっ 出ます。
かーーーっとなって、気がついたら2時間経ってた、とか」
まる先生
「判ります。
戦闘シーンとか、謎の声を発しながら深夜に書いていたり。
アドレナリン出てて、「うひゃー」となりながら書いてました」
編集I
「『おっさんがびじょ。』3巻の戦闘シーン、イラストの藤田香先生も褒めてくださってましたよ♪」
まる先生
「嬉しいです♪」
編集I
「あのシーンも良かったですし、敵の青年の竜化シーンとそれを悔しがるイサトさんも良かったですね」
まる先生
「あれ、実話ですもん」
編集I、家守先生
「「エッ!?」」
まる先生
「とあるネットゲームで、外観が気に入ってキツネ少女でプレイしていたんですね。
私はキツネ少女のアバターで、職種はガンナーで」
編集I
「はい」
まる先生
「そうしたらゲームのアップデートで、キツネがガンナーのスキル使えないようになっちゃいまして。
死にスキルですよ、ヒドイ!」
家守先生
「それはひどい。。。
どうされたんですか?」
まる先生
「次のアップデートで、レベル100からキツネのガンナースキルが復活したので、必死でレベル上げしました(笑)」
編集I
「なるほどです」
まる先生
「イサトさんも竜化は出来ないので、きっと竜化できる変態エルフには思うところがあるんじゃないかと」
家守先生
「そういうご経験があのシーンに活きてきてたんですね」
まる先生
「ネトゲ楽しいですよ。ネトゲもやりましょう!
でも、ネトゲを始めると帰ってこなくなるかも」
編集I
「えと、それはマズイです(苦笑)」
まる先生
「そう言えば、家守先生は、アニメや映画とかはよくご覧になりますか?
ファンタジーの世界を参考にしたり、とか」
家守先生
「私の中では『ハリー・ポッター』とかですね。
スネイプ先生のラストとか大好きです」
まる先生
「私は、榊一郎先生の『ドラゴンズ・ウィル』とか好きですね。
あの作品を読んで、いつかドラゴンの物語も書くんだ、と」
編集I
「なるほど」
まる先生
「で、書こうとして『ドラゴンさんは友達が欲しい!』を見つけて読んで、「ふぅ。すっごい楽しかった。満足したから、もう私は書かなくても良いや」、と」
家守先生
「ええ~ 書いて下さい!」
まる先生
「いつか(笑)
あと、レース編みも好きなので、いつかアラクネとかに転生して、極上の糸を作ることに頑張る主人公も書きたいですね」
家守先生
「転生ものですね」
まる先生
「はい。ごっつい男性主人公か、かわいい女性主人公か迷っていたりします」
家守先生
「それはごっつい男性が、美少女に転生すると良いんじゃ無いかと♪」
まる先生
「レースを編むと、それに極上の魔力がこもっちゃって、騎士とか戦士が鎧の内側にレースのハンカチを持ってるとか(笑)
書きたいアイデアはいっぱいあります」
編集I
「アイデアは大事ですよね。
3年か4年経ってから、ポンっと書きたくなったりもされますし」
まる先生
「それとは全然別のアイドルものも書いてみたいですね。
後は、吸血鬼が沖縄に行って紫外線に負けそうになっちゃう話とか」
家守先生
「楽しそうです♪」
まる先生
「沖縄の人って、やけどするとアロエを塗るんですね。
なので、きっと吸血鬼がやけどしたら、アロエを塗られるんじゃないかと。
そんな感じの沖縄コメディも書いてみたいですね」
編集I
「良いですね。
お二人とも、男性が読んでも女性が読んでも面白い作品を書かれていますから、どんどん書いて欲しいです」
家守先生
「実は、それをお聞きしてビックリしたんです。
男性に読まれてるって」
編集I
「データによると『ドラゴンさんは友達が欲しい!』も6割は男性読者ですね」
まる先生
「私も、女性向け・恋愛ジャンルで『ドラゴンさんは友達が欲しい!』探して読んだので、それを聞いてビックリしました」
編集I
「あれっ!?
『ドラゴンさんは友達が欲しい!』は恋愛ジャンルでしたっけ?
読んで面白かったので、それで書籍化をご相談させて頂いたんですが」
まる先生
「Iさん、ジャンルちゃんと確認しましょう」
編集I
「ジャンルは本当に気づいてませんでした。
でも、男性である私が面白かったので大丈夫だと思います。
実際に男性人気も高いですし」
まる先生
「そう言えば、改稿期間はどんな感じでした?」
家守先生
「改稿って初めてで、どうしたら良いんだろう? って(笑)
改稿を初めて2週間くらい経って「大丈夫ですか?」というメールが来たので、「大丈夫じゃないです!」といって改稿途中の原稿をお送りしました」
編集I
「えと、それで送って頂いた原稿が良い感じだったので、こちらは安心したのですが…」
家守先生
「それで「大丈夫ですよ」と言って頂けたので、「あっ この感じで良いんだ」と安心しましたね。
このまま思い切って進もう、と」
まる先生
「それで8万文字増えたわけですね」
家守先生
「そうです(笑)」
編集I
「『ドラゴンさんは友達が欲しい!』も『おっさんがびじょ。』も、両方とも書籍版の読者の方にもすっごい楽しんで頂けてるようで嬉しいですね。
今後も、よろしくお願いします」
家守先生
「はい しばらく作家気分を楽しみますね」
編集I
「えと、気分じゃ無くもう作家さんなんですが」
まる先生
「楽しいですよ、作家。
webラジオに出させて頂けたり」
家守先生
「紙袋、見させていただいて楽しかったです♪」
編集I
「なんかアース・スター全員が紙袋になりそうな」
まる先生
「良いじゃないですか? 楽しいですよ、紙袋」
編集I
「う~ まぁ、それもアリですね♪」
(この後日、壱弐参先生が紙袋でwebラジオに出演され、朗読劇で美声を披露されたのでした)
編集I
「では、そろそろ〆を。
小説家になろうに書かれてる作家仲間の方々へのメッセージをお願いできますか?」
まる先生
「小説家になろうで書かれてる方に言いたいのは、自分が何を書きたいのか? どういう話が書きたいのか? という軸を大切にしてほしいですね。
自分が、どういうものが好きで、なにを書きたいのか?
流行だけを追うのじゃ無く、自分の中の軸みたいなものはイメージしておいた方が良いんじゃないかな、と。
“根っこ”はしっかりと持っていた方が良いです」
編集I
「確かに、そうですね。
色んな読者さんが居て、作品がそれを読みたい読者さんと出会える、という点は小説家になろうさんのすごく良い点だと思います」
まる先生
「『おっさんがびじょ。』でも、イサトさんのおっさんなところとか秋良青年のキャラクター性とか、自分の楽しいことや書きたいことを書いてました。
あと、読者の方から、エレニさん(変態エルフさん)が人気がありました。
「あそこまでハッキリしてるとそれはそれで許せる」みたいな感想をいただいて、「あっ 良かった」みたいな」
家守先生
「私は、自分を主張するって事がすごく苦手なんです。
だからこそ書くって事に出会えて、読むって事に出会えて本当に良かったなぁ、と。
書くって事で、それを発表する事で、少しだけ自分を主張することに自信が持てました。
だから、そんなに難しく構えなくても良いのかな、と思っています。
自分が面白いと思ったものは、面白いって言ってくれる人がいる筈ですから。
そこで感想とか頂けると本当に嬉しいですし」
編集I
「書き手でもあり、読み手でもあるという事でしょうか?」
家守先生
「はい。
それも小説家になろうのすごく良いところなのかな、と思います。
書き手にも読み手にもなれる場所って、今までは無かったと思うので。
だからこそ今の時代を最大に有効活用して欲しいな、と思います」
編集I
「それはすごく良いと思います。
では最後にお二方から、ファンの方へのメッセージをお願いできますか?」
まる先生
「いつも『おっさんがびじょ』を読んでくださって有難うございます!
えと、自分の考えている作品が面白いか面白くないか判らなくなってしまうことがあって、それで『おっさんがびじょ』は自分の好きなものを書いてみたんです。
それを読者さんから面白いって言って貰えると、登場人物かかわいいって言って貰えると、本当に転げ回るくらい嬉しいです。
だから心になにか触れるところがあって、面白いって思っていただけたなら、一言「面白い」だけでも感想いただけるとすっごい嬉しいです」
家守先生
「それは、本当にそうですよね」
まる先生
「「マジ面白ぇ」というのがパーンと着て、「ありがとう!」とパーンって返すとか。
作家さんに声をかけるときに構えちゃうかも知れないんですが、構えなくてもOKですよ!
ちゃんとした文章じゃ無くても良いですし、「面白え」の3文字でも、「続きはよ」の4文字でも大丈夫ですので。
それでも十分に嬉しいです。
いつも栄養をくださって、ありがとうございます!」
編集I
「ありがとうございます。
では、道草先生どうぞ」
家守先生
「『ドラゴンさん』なぜか出ちゃいました」
編集I、まる先生
「なぜか、ってそんな(笑)」
家守先生
「自分ではまだ実感がわかないので(笑)
えと、web版以上に楽しめるように書いたつもりです。
楽しんで頂けたら嬉しいです!
たぶんラーワ可愛い筈ですので。
おじさんも可愛いです!」
まる先生
「書籍版を読むのが楽しみです。
私、カッコ良いおじさんが好きなので(笑)」
編集I
「両先生とも、ありがとうございました!」
山田まる先生 既刊
山田まる イラスト 藤田香
道草家守先生 既刊
道草家守 イラスト 白味噌
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